●国税庁が個人のe-Tax利用を簡便化したシステムの構築計画を公表

マイナンバーカードに標準的に搭載される電子証明書やマイナポータルの認証連携機能を活用して、個人のe-Tax(国税の電子申告システム)利用を簡便化したシステムを構築していることを国税庁が明らかにしました。

 

簡便化の概要については、次の通りです。

まず、マイナンバーカードを用いてマイナポータル経由またはe-Taxホームページなどからe-Taxへログインするだけで、簡易な設定でe-Taxの利用を開始し、申告等データの作成・送信ができるようになるとしています。

現状、e-Taxの利用を開始するためには、事前に税務署長へ届出をし、e-Tax用のID・パスワードの通知を受け、これらを管理・入力する必要がありますが、簡便化後は、そのような手間がなくなるわけです。

また、今後e-Taxを利用する場合に、マイナポータルを経由して入手した医療費情報を活用できるようにするなど、手続の簡便化に向けた取り組みも進めているとしています。

一方、マイナンバーカード及びICカードリーダライタを納税者が持っていないケースも考えられることから、そのような方については、税務署長が厳格な本人確認を行なったうえでe-Tax用のID・パスワード通知し、それを使って電子申告ができるようにする予定です。

これはあくまでもマイナンバーカードとICカードリーダライタが普及するまでの暫定的な対応(導入後、概ね3年を目途に見直し)とされています。税務署における職員との対面などにより厳格に本人確認を行なうとともに、なりすましの排除などセキュリティ対策の一環としてメッセージボックスの閲覧については、原則として電子証明書を必要とする予定です。